システム予約変数

プチコン3号 プチコンBIG 

プチコンSmileBASICが使用している変数

解説

システム予約変数は、プチコンSmieBASICで内部的に使用され、値も自動的に設定・更新されている変数です。
ユーザーは何もしなくても、これらを参照・使用できます。ユーザーが値を変更できるものも存在します。
これらの名前は、ユーザー変数名として使用することはできません。
システム予約変数一覧
変数名解説
CSRXコンソール画面のカーソル位置(横)
CSRYコンソール画面のカーソル位置(縦)
CSRZコンソール画面のカーソル位置(奥行)
EXTFEATURE拡張命令(高度サウンド命令パック)の存在有無(v3.3〜)
FREEMEMユーザーメモリの残量(単位:KB)
VERSIONシステムのバージョン
TABSTEPタブの文字数(変更可)
SYSBEEPBEEP音の設定(TRUE=鳴らす)(変更可)
ERRNUM直近のエラーコード
ERRPRG直近のエラープログラムSLOT番号
ERRLINE直近のエラー行番号
PRGSLOTPRG~命令のカレントプログラムSLOT番号
PRGLINEPRG~命令のカレント行
RESULTダイアログの戻り値、通信開始時XONなどの結果
1:成功,0:失敗,-1:中止,他 ※注1,2
MAINCNTプチコン起動時からのフレームカウント数
MILLISECプチコン起動時からのミリ秒数(v3.3〜)
MICPOSマイクのサンプリングのバッファ位置
MICSIZEマイクのサンプリング数
MPCOUNTワイヤレス通信中の台数(0~4)
MPHOSTワイヤレス通信時の、ホスト機の端末ID
-1:非通信,0~3:端末ID
MPLOCALワイヤレス通信時の、自分の端末ID
-1:非通信,0~3:端末ID
TRUE真(数値の1)
FALSE偽(数値の0)
DATE$現在日付の年月日(文字列型。YYYY/MM/DD)
TIME$現在時刻の時分秒(文字列型。HH:MM:SS)
HARDWARE環境判定用システム変数(v3.1〜)
CALLIDXSPFUNCBGFUNCで呼び出された番号。SPは0~511,BGは0~3
PCMPOSPCMSTREAM内の位置(高度サウンドユニット専用)
EXTFEATURE拡張命令のサポート状況
※注1:RESULTの戻り値は、1:成功,0:失敗,-1:中止です。「IF RESULT THEN~~」のような判別式は間違いです。(「中止」時も「TRUE」になってしまう)
※注2:RESULTの戻り値は、実行した命令によっては、1,0,-1以外が返る場合もあります。各解説ページをご覧下さい。

サンプルコード

システム変数から、現在日付と時刻を表示する
実行結果
2015/05/25  09:53:21
タブの文字数を変更する。,(カンマ)で開く文字数が変化する
実行結果
2015/05/25 09:53:21
エラーが出る例
これらはエラーが出ます。CSRXはシステム変数なのでユーザーがDIM文で使用宣言する事はできません。
また「CSRX」は変更不可なシステム変数なので、代入もできません。

参照

DIRECT,EDITモード プログラムの保存・読込・編集などを行う操作画面
画面構成 コンソール/SPRITE/BG/グラフィック/背景色 の各画面
画面サイズ 各単位での画面サイズまとめ
システム予約変数 プチコンSmileBASICが使用している変数
エラーコード表 エラーコードとエラー内容一覧
# 定数リテラル(固定)値を呼び出す
関数と命令 関数と命令の使い方と違い

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