システム予約変数
プチコンSmileBASICが使用している変数
解説
システム予約変数は、プチコンSmieBASICで内部的に使用され、値も自動的に設定・更新されている変数です。
ユーザーは何もしなくても、これらを参照・使用できます。ユーザーが値を変更できるものも存在します。
これらの名前は、ユーザー変数名として使用することはできません。
※注1:RESULTの戻り値は、1:成功,0:失敗,-1:中止です。「IF RESULT THEN~~」のような判別式は間違いです。(「中止」時も「TRUE」になってしまう)
※注2:RESULTの戻り値は、実行した命令によっては、1,0,-1以外が返る場合もあります。各解説ページをご覧下さい。
ユーザーは何もしなくても、これらを参照・使用できます。ユーザーが値を変更できるものも存在します。
これらの名前は、ユーザー変数名として使用することはできません。
システム予約変数一覧
変数名 | 解説 |
---|---|
CSRX | コンソール画面のカーソル位置(横) |
CSRY | コンソール画面のカーソル位置(縦) |
CSRZ | コンソール画面のカーソル位置(奥行) |
EXTFEATURE | 拡張命令(高度サウンド命令パック)の存在有無(v3.3〜) |
FREEMEM | ユーザーメモリの残量(単位:KB) |
VERSION | システムのバージョン |
TABSTEP | タブの文字数(変更可) |
SYSBEEP | BEEP音の設定(TRUE=鳴らす)(変更可) |
ERRNUM | 直近のエラーコード |
ERRPRG | 直近のエラープログラムSLOT番号 |
ERRLINE | 直近のエラー行番号 |
PRGSLOT | PRG~命令のカレントプログラムSLOT番号 |
PRGLINE | PRG~命令のカレント行 |
RESULT | ダイアログの戻り値、通信開始時、XONなどの結果 1:成功,0:失敗,-1:中止,他 ※注1,2 |
MAINCNT | プチコン起動時からのフレームカウント数 |
MILLISEC | プチコン起動時からのミリ秒数(v3.3〜) |
MICPOS | マイクのサンプリングのバッファ位置 |
MICSIZE | マイクのサンプリング数 |
MPCOUNT | ワイヤレス通信中の台数(0~4) |
MPHOST | ワイヤレス通信時の、ホスト機の端末ID -1:非通信,0~3:端末ID |
MPLOCAL | ワイヤレス通信時の、自分の端末ID -1:非通信,0~3:端末ID |
TRUE | 真(数値の1) |
FALSE | 偽(数値の0) |
DATE$ | 現在日付の年月日(文字列型。YYYY/MM/DD) |
TIME$ | 現在時刻の時分秒(文字列型。HH:MM:SS) |
HARDWARE | 環境判定用システム変数(v3.1〜) |
CALLIDX | SPFUNC、BGFUNCで呼び出された番号。SPは0~511,BGは0~3 |
PCMPOS | PCMSTREAM内の位置(高度サウンドユニット専用) |
EXTFEATURE | 拡張命令のサポート状況 |
※注2:RESULTの戻り値は、実行した命令によっては、1,0,-1以外が返る場合もあります。各解説ページをご覧下さい。
サンプルコード
システム変数から、現在日付と時刻を表示する
実行結果
2015/05/25 09:53:21
タブの文字数を変更する。,(カンマ)で開く文字数が変化する
実行結果TABSTEP=1
2015/05/25 09:53:21
エラーが出る例
これらはエラーが出ます。CSRXはシステム変数なのでユーザーがDIM文で使用宣言する事はできません。また「CSRX」は変更不可なシステム変数なので、代入もできません。
CSRX=0
参照
DIRECT,EDITモード
プログラムの保存・読込・編集などを行う操作画面
画面構成
コンソール/SPRITE/BG/グラフィック/背景色 の各画面
画面サイズ
各単位での画面サイズまとめ
システム予約変数
プチコンSmileBASICが使用している変数
エラーコード表
エラーコードとエラー内容一覧
#
定数リテラル(固定)値を呼び出す
関数と命令
関数と命令の使い方と違い