関数と命令

プチコン3号 プチコンBIG 

関数と命令の使い方と違い

解説

プチコンのプログラムで使うコマンドには同じコマンドでも「関数」型と「命令」型があります。

例えばボタンの情報を取得する「BUTTON」は、
 関数:B=BUTTON()
 命令:BUTTON OUT B
という2つの書き方ができ、
  • ()」があり、戻り値を「=」で取得するものを「関数」、
  • 「()」がなく、戻り値を「OUT」で受け取るものを「命令
と呼びます。(戻り値はない場合もあります)
どちらも同じ働きをし、プチコンでは戻り値が一つ以下のコマンドはほとんど、どちらの書き方も使用可能です。

ただ、「関数」は戻り値が一つまでしか受け取れない特徴があるため、
例えばスライドパッドの情報を取得する「STICK」は、
 関数:不可
 命令:STICK OUT X,Y
のように、XとYの2つを受け取るので、この場合は「命令」型を使うしかありません。

この法則はユーザー定義関数/ユーザー定義命令も同じで、1つのDEFで、ユーザー定義関数/ユーザー定義命令の両方を定義した事になります。
もちろん前述通り、戻り値が1つでなければ「関数」型は使えません。

参照

DIRECT,EDITモード プログラムの保存・読込・編集などを行う操作画面
画面構成 コンソール/SPRITE/BG/グラフィック/背景色 の各画面
画面サイズ 各単位での画面サイズまとめ
システム予約変数 プチコンSmileBASICが使用している変数
エラーコード表 エラーコードとエラー内容一覧
# 定数リテラル(固定)値を呼び出す
関数と命令 関数と命令の使い方と違い

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